忍者ブログ

×

[PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。

[PR]
厳密に言うと、これまでは非公開アカウントで、たまに知り合いのツイートをパソコンから覗くだけというROM(死語?)でしたが、業務上の都合で発信も始めたというわけです。

https://twitter.com/sfurro

街道マップという地味な分野ながら、そこそこ固定ファンは(感謝感謝)いて下さる我が社ですが、このご時世、もっともっとSNS発信でアピールしなきゃダメだよ~~と、前々から皆から言われていたのです。新聞広告などと違って、おカネをかけずに出来ますからね。しかし、お金がいらないぶん、こういうのってホント、マメじゃないと出来ないよな~と痛感しています。

それで、とにかく忙しくて時間のない社長と社員だけでなく、パートの私もやらざるを得なくなって、最初、アカウントを「風人社(ぱ)」にしていました。たまに社員(こ)のツイートで「パートさん」として登場していたので、パートの(ぱ)、私としては個人名でなく官職名(?)のつもりで、勤務を辞めた暁には、後任者に(ぱ)アカウントも譲ればいいと思っていたのです。
ところが、社長と社員が(し)にしろと圧力。その上、サイトの業務報告で「歴女スタッフ(し)」などと社員が口走る、いや指走ったりする始末(やめてくれ~~~)要するに会社を辞めても、一読者ファンとしてツイートは永久に続けてもらうかんね、という話ですかこれは(怖)

まぁともかく、やってみると決して悪いことではありません。何しろ日々の記憶、どこに行ったか誰と会ったか何を見て何を思ったか、本当に「あっちゅ~~間!!!」に消え去っていくこの頃、ちょこっとメモする感覚で記録を残しておけるのは、日記やブログなどよりも手軽なツールです。
このブログも、掲示板代りというつもりで始めたものの、すっかり更新も怠けていて全然、掲示板の役割を果たせていない。むしろツイッターのほうが掲示板に近いかな、という気もしています。掲示板と違って、ネットでアクセスするだけでなく、アカウント取得していただかないといけない、という手間はあるのですが・・・

それと、全国各地(もし英語でツイートすれば世界各地?)の人たちとの、思いがけない交流が広がっていくこと。これは本当に驚いています。街道マップ作成準備のため現地調査に赴く社員たちがお土産に買ってきてくれるお菓子の写真など載せると、ご当地の観光協会の方とか、その地の出身の方とか、全く見知らぬ方々が返信や「いいね」して下さいます。私のフォロワーの数は超少ないので、キーワード検索か何かから見つけるんですかね。
作家の伊東潤さんから返信が来たときは、本当にひっくり返るくらい驚きました。大山街道の長津田に、大河ドラマ真田丸に登場した板部岡江雪斎(「相棒」の「ヒマか?」課長、山西惇さんが演じていた)の子孫、旗本岡部家の菩提寺があるので、社員とのツイートで伊東潤さんの「江雪左文字」という短篇のことにちょっと触れたら即返事が・・・文字数制限もあるしまさか本人が見てると思わないから呼び捨てで文章も途中で切れてたし(滝汗)

この年齢になって、そのような刺激的な体験が出来るとは思いませんでしたが、まだまだちゃんと使い方もわからないままにやっているので恐ろしくもありますが、とりあえずのミッション(?)としては、「お能と街道」という、今のところほとんど開拓されていないと思われる分野(お能、街道、それぞれのテーマでは、非常に多数のツイートがされていますが)でシリーズ的にツイートしていければいいなと思っています。

それにしても、便利さ、楽しさの半面、こうしたツイートのデータっていうのも、どこかに集められて分析されているのかと思うとちょっと恐ろしいですね。誰がいつどんなことを発信したかだけでなく、どんな発言に「いいね」をしたかなんていうのも、全部記録されていて、芋づる式に辿れちゃうわけですからね。
私のツイッターも基本的に「業務用」という縛りの中にあって個人的なことは極力触れないようにしているし、リツイートや「いいね」も、一呼吸置いてやるように意識はしています。フォローも極力増やさず(だって読まなくちゃならないツイートが増えすぎると時間がいくらあっても足りない)、必要な時にそのアカウントを覗くようにしていますが、慣れるにしたがってユルくなったり、気をつけていても個人情報が浸み出していく可能性は大きいと思います。気をつけよう!
かわせみのご常連の方々はあまりツイッターはやっておられないと思いますし、無理にお薦めする気はありませんが、もし既にアカウントをお持ちで、ご興味がおありでしたら、ぜひアクセスしてみて下さい。団塊世代ならではのツイッターの使い方なども探っていければと思います。


PR
Twitter始めました

 
 今年は「戊戌」。
十干の五つめ「つちのえ=戊」と、十二支の最後から二番目「戌」の組み合わせで、似たような文字が重なってややこしい。他にも「甲申」とか「己巳」とか、ややこしい年がありますね。
「子 丑 寅 卯 辰 巳 午 未 申 酉 戌 亥」の十二支のほうは、今も一応、日本人の常識として定着しているように思われる。やっぱり動物のイメージというのが子供にも親しみやすいし「自分が何の歳か」というのは、親が教えなくても幼稚園での会話などで、自然と認識するようだ。

それに比べると十干「甲 乙 丙 丁 戊 己 庚 辛 壬 癸」の方はかなりハードルが高い。「甲乙丙丁・・・」位までは言えても、さてその先って何だったっけ、となってしまう。我々世代だと、中学校の数学の参考書などで古いものはまだ、「甲の所持金は云々、乙の所持金はその何倍・・・」とか、「甲地点と乙地点は○○キロ離れて(さすがにもう○○里とか○○町ではなかった)」とかいうのが残っていたが、それもせいぜい甲乙丙くらいだったし。

ウォーキング愛好者の中では、道標・石塔オタクの人々がこれに詳しい。江戸以前のものは殆ど、元号と共に干支が記されているので、○年という数字はすり減って読めなくなっていても、干支がわかれば何年に建てられたものか類推できるのだ。まぁ単にブラブラ歩くだけの私レベルでは、せいぜい「庚申塔」で「庚申・・・カノエサル?」とか薄く反応するくらいだが。

で、我々一般人にはせいぜい、年賀状に書く時になって「来年は何だっけ?」とあわててネット検索したりするくらいな存在の十干。ようやくわかって書く、いや入力するだんになって、「変換されないよ~この字。どうやって出すんだ」ということになる。カシコイ人は「十干って、モッカドコンスイのそれぞれに、兄と弟だから、キノエ・キノト・ヒノエ・ヒノト・ツチノエ・ツチノト・・・あっ、ツチノエだ。ほら出たよ戊」などと、なんだかマジナイのような事を言って差をつける。確かにやってみると、オバカで名高いIMEでも、キノエ甲からミズノト癸まで、十文字全て一発で変換できる。「モッカドコンスイ=木火土金水=き・ひ・つち・か・みず」+「兄=え、弟=と」を覚えてさえいればOKということだ。

もっとも、そこからいちいち出発するのは面倒くさいのも確かで、もっと簡単に出す裏ワザは、歴史上の事件を活用することだ。今回も、大騒ぎしてようやく「ツチノエ=戊」を出したあとで、「あ~<戊辰戦争>と打てば一発だったんんだ」と後から悔しかった。
今後のために少し考えてみると、「乙巳の変(大化の改新)」まぁ乙は「オツ」で簡単に出ますがね。カノエは先ほども触れた庚申塔・庚申塚、そして「辛亥革命」に「壬申の乱」。壬申の乱といえば、今上天皇退位後は皇太子でなく皇太弟という存在が浮上することから、「すわ平成壬申の乱?」などという見出しを週刊誌で見た記憶があるが、壬申の乱は672年、この次の「壬申」は 2052年になるわけで、平成など遠い昔、元号がまだあるかどうかも怪しい。

ところで中国では、十干が現在でも有機化学の命名法に使われているそうだ。炭素の数が1,2,3,4・・・と増えるにつれて、日本では西洋に倣ってメタン、エタン、プロパン、ブタン・・・と名付けられている。中国語では西洋語を使わず炭素の数に十干をあてるため、炭素数2のエタノールは「乙醇」、炭素数4のブタジエンは「丁二烯」、炭素数8のオクタンは「辛烷」で、ハイオクガソリンは「高辛烷的汽油」になるんだそうだ。ややこしいけと何かかっこいい。さすが漢字の国。

いちおう十干の十個の漢字はわかったところで、それぞれの正確な読み、あらわす意味など、まだまだ奥が深く知らないことが多い。「戊」など日常では全く関りがないと思っていたところ、「茂」のクサカンムリを取れば「戊」で、意味も繁茂する、栄えるなど似たものらしいということを初めて知った。日本人の常識、まだまだ目標は遠いです。

謹賀新年 戊戌2018
世紀を超えて続く「御宿かわせみ」データベース兼ファン交流サイト「御宿かわせみの世界」の”裏庭”としてオープンしてから十年余、皆様に本当にお世話になりました拙宅「Straight Furrow掲示板」。
「ご本家」サイトでは「かわせみ」シリーズや平岩弓枝先生に関するお話(今年は、平岩先生の文化勲章受章という、何より嬉しいニュースもあり、ひときわ盛り上がりましたね)、拙宅では「かわせみ」に限らず大河ドラマや歴史もの、時代劇などに関する全般、その他俳句や旅、美術、美味しいもの・・・何でもありという路線で、管理人の手抜きとズボラにもかかわらず、皆様のご支援のおかげでとても楽しいネット生活を送らせていただきました。
しかしこの十年でネット状況も大幅に変化し、ツイッターにフェイスブック、インスタグラム、ライン等など、スマホもいまだに使えていない管理人としては、途方にくれております。
こうした状況の中で、従来の「掲示板」という形は、ご本家一つでよいのではないかという考えに到りました。
先年、拙い「ブログもどき」を試してみた折、皆様からあたたかいご支援をいただいたこともあり、今回、思い切って掲示板からブログに移行してみようかと決心いたしました。
ホームページ Straight Furrow のほうも、今年いっぱいで大分整理しまして、もう不要ではないかとも思ったのですが、ご常連の皆様が「無くなってしまうのは寂しい」とおっしゃって下さることもあり、また、管理人以外の方に著作権のあるコンテンツも多いことから、当分はアーカイブスのような形で、ブログからリンクすることにいたします。
ストファ掲示板は、3月末までこのまま残し、年度末で閉鎖、新年度からは、ブログ一本とする予定でおります。
ブログに移行しても、手抜きとズボラは相変わらずだと思いますが、まぁそれが「ストファの本質」であるかと・・・(滝汗)
掲示板開設以来、ご来駕いただきました皆様には、心より感謝申し上げます。
そして勝手に突然のお知らせとなりました当ブログですが、万が一ご興味を持たれました方は、どうぞお気軽にご訪問ください。
2016年もあと一週間、皆様つつがなく歳の瀬とより良い新年をお迎え下さいますようお祈りいたします。

ストファ掲示板からブログへ