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成田山新勝寺、三十年以上前ですが、市川市在住の叔父に連れて行ってもらいました。るいさんたちのような情緒あふれる船旅ではなく、叔父の最寄駅まで電車で行き、そこから叔父の車で行きました。成田山についての知識がまったくないまま連れていかれただけでしたが、結構楽しかったと記憶しています。
私もすみれさまに同じく、表題作の「十三歳の仲人」が印象に残っていて、「成田詣での旅、あれ、どんなお話だったっけ?」と、久しぶりに読み返しました。あらためて読むと、なかなか味わい深いお話ですね。
はでな事件が起こるわけでもなく、でもいろんな立場、いろんな性格の人が出てきて…
私、お篠さん、嫌いじゃないです。あの程度の小細工は許されるんじゃないかな。彼女なら、きっとどこかでたくましく生きているような気がします。たまこさまがおっしゃるように、明治編のどこかでひょっこりと登場してくれるんじゃないかと思えてしまいます。
麦わらぼうし 2018/05/31 (Thu.) 21:58 edit
すみれ様、麦様、いつも有難うございます。
なるほど、あの話って、わりと印象の薄いほうだったんですね・・・確かに『十三歳の仲人』がインパクト強いですものね。
私も、お篠さんみたいな女性は、嫌いという訳ではないのですが、小細工にしても、倫理的に良くないというよりは、「いろいろ辻褄を合せなくちゃならないストレスの割には、結局は得るところが少ないんじゃないの~?」という疑問なんです。まぁ自分がマヌケすぎて小細工なんか絶対できない(やってもバレバレ)からってこともありますが(笑)
一年前の記事に書きましたが、今日がご命日の杉本苑子さんのデビュー作は世阿弥の伝記『華の碑文』の原型になる『申楽新記』だそうですが、その失われたと思われていた手書き原稿が見つかったとか。
昭和の作家がだんだん、数少なくなっていくのは寂しいですが、作品はずっと残りますよね。今はベストセラー作家に限らず、ネットで書評や感想も読めるのは有難い時代です。
すみれ様のおっしゃる通り、こちらでも毎日天気や気温に振り回されています。
予報に一喜 空見て一憂 皐月尽
ストファ管理人 2018/05/31 (Thu.) 23:02 edit
たまこ様、今月もかわせみ談話室の掲載、ありがとうございます。
「成田詣での旅」・・久しぶりに読み直しました。私的には『十三歳の仲人』のお石さん、小源さん、麻太郎さんとかのお話の方が記憶に残っていて、直ぐには思い出せなかったです(汗汗)
しばらく、かわせみのお話の本を手に取っていなかったので、新鮮な
感動をもらえました。やはり、東吾さん、るいさん、源さんが若くて
元気な頃の、お話が大好きです。
《できる女の明暗》考察のあれこれも懐かしいですね・・遠い目・・
楽し気な旅の様子から、お篠さんのやり過ぎた?仕掛けの顛末へと、
平岩先生の筆も滑らかにすすんで、味わい深いお話でした。
雷鳴に布団引き寄せ皐月尽
さて、若葉が眩しかった月初めから、緑も濃さを増して、毎日の気温差が
激しい一か月でしたね・・掛布団も日替わりで厚くなったり薄くなったり身体がついていきません
昨夜来、雷雨、にわか雨、不穏な空模様の当地です。
今週末は、恒例の百万石祭りで、今年の利家公は、素敵な高橋克典さん、
お松の方は羽田美智子さん、お二人とも、ドラマなどで活躍中・・
沿道の声援も盛り上がることでしょう。天気予報も晴れへと回復と
あるので、見物が楽しみです。
すみれ 2018/05/31 (Thu.) 16:26 edit